母の本棚を思い出すとき
必ず浮かんでくる本があります。
世界のお菓子が載っている
「製菓」の本です。
子どものとき、分厚いその本を取り出して
とっかえひっかえページをめくっては
シメに、お気に入りのケーキの写真を
舐めるように見ていたのを思い出します。
母は戦後、物のない時代を過ごしてきた人なので
清貧、、というのでしょうか。
(その時代を知らない私には想像もできない暮らしですが)
特に本なんて
「買うものではなく、図書館で借りるもの!」
っていう意識が強くて。
なので、その母が
買ってまで手元に置いておきたい本、というのは
とっても厳選されている感じがしました。
その本棚には、小説とか物語とかはなく
家庭菜園の基礎、や
赤ちゃん百科(←もうぜったい必要ないのに)
着付け・帯結びの手順、
などの実用書がほとんどです。
母の本棚を見ていると
母の頭の中を覗いているような気さえします。
ふと自分の持っている本を見直してみると
インテリア、レース編み、木工、ミニチュアクラフト
ハウツーものであるところは共通しているけど
お遊び系ばかり、、、
娘たちがこれを見たら
「ママって、自分のことばっかりだよね!」
って、言われそうです。 イタタ、、
私の頭の中、子供のころからそうでしたが
基本、図工の割合が多いみたいです(^-^;
さて、GW明けはお出かけネタが基本?でしょうか。
TVでもやたら言ってましたが
わが家も遠出はせず、近場をあちこち探検してきました。
キャンプ~ボーリング~アスレチック~釣り堀~ショッピングモール
どこも見事な混みっぷりでしたが
お天気も穏やかで、楽しく過ごせたGWでした。